VEスコープは、外来やベットサイド、往診先で手軽に使えるシステムを目指して、開発した国産のポータブル電子内視鏡です。

専用設計のLED光源を内蔵し、モニタ用のPCに接続するだけで、手軽に内視鏡検査が行えます。(電源はパソコンから供給)

重量も従来比50%を実現!ベッドサイドや狭いスペースで行うケースもある嚥下内視鏡検査検査において、医療者の無理な姿勢による腰等への負担の軽減を目指します。

新たにVE2022用に開発されたマルチビュアーソフトVEREC2との組み合わせにより、「内視鏡映像」「外部カメラの映像」同時に表示が可能に。これまで別のカメラで撮影していた外部評価の記録が1つのソフトで可能になります。もちろん収録、再生、音声収録も可能です。

VEスコープの特徴

  • ポータブル電子内視鏡(LED光源内蔵)
  • 動画・音声の記録・再生が可能
  • モニタはパソコン(※)を活用

※モニタ用汎用I T機器は以下を満たすものを使用する。

 電気安全性:JIS T 0601-1(IEC 60601-1)適合

 EMC: JIS T 0601-1-2(IEC 60601-1-2) 適合

対応OS Microsoft Windows 1(CPU:intel core i3以上、システムメモリ : 4Gbyte 以上 )

開発コンセプト

嚥下内視鏡検査は、飲み込み障害の程度を診断する検査ですが、病院の検査室で、多くの人達に囲まれた環境での食事は、どうしても緊張して、普段以上にうまく飲み込めないことも。

できるだけ普段の生活に近い食事環境で検査をしてあげたい。そんな医療従事者のニーズから開発されたのがVEスコープ(本製品)です。

セットアップは内視鏡とモニタ用パソコンをケーブルで接続するだけ。

LED光源も本体に内蔵し、光源の電池切れの心配もありません。外来やベッドサイド、在宅での検査をできるだけ簡単に行える様に、モニタには汎用IT機器(パソコン)を活用。外来でさっと検査することも可能です。

これまで病院に行くことがままならない患者にも、嚥下内視鏡検査の機会が増え、多くの方が最後まで食べることができる人生に貢献できれば開発メーカーとして嬉しい限りです。

一般事項

1.禁忌・禁止

本製品は、内視鏡検査に熟知した医師、歯科医師が、使用目的に合致していることを確認の上、医療施設内で、使用して下さい。

2.使用目的

体内、管腔、体腔又は体内腔に挿入し、体内、管腔、体腔又は体内腔の観察、診断、撮影又は治療のた めの画像を提供すること。

3.併用医療機器

本製品は取扱説明書に記載されている機器との組み合わせで使用できる。記載されていない機器との組み合わせでは使用しないこと。